セラピスト 決めつけは良くない!

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セラピストによくみられる決めつける考え方。
いろんな場面でよく見られます。
ある手技を学んだセラピストが、症状を捉える際に、その主義の体系化された分類や、治療方法をそのまま患者に施行することがよく聞かれる。
統計上それが当てはまる確率が高いから体系化されているわけなので、もちろん良い方向に進むことも多いはずである。
しかし、あくまでも統計は統計。
当てはまらない可能性だってある。そこで結果が出ないことがあることは常に念頭におかないといけない。
体系化されていることが悪いということではない。
これまでの臨床経験の中から体系づくられることで、臨床推論過程をスムーズ化することも多い。
私たちセラピストがこれまでの積み重ねを示していくという観点からも必要なことである。
しかし、それを決めつけてしまって対応すると大切な反応を見逃したり、対応の中で修正できなかったり、良い方向に導けない要因になりうる。
決めつけは良くない

この傾向が多いという情報を大事に利用しながら、そうじゃない可能性もあるっていうことを常に念頭に置いておきたい。
当たり前のようなことだが、忘れられてしまうことが多いことでもあると思う。
そういう当たり前を大事にしたい。

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