「腰椎疾患の理学療法を考える」2017,2,11 レポート

セミナー報告

 

2月11日に開催された腰椎疾患セミナーのレポートです。
当セミナーも早くからキャンセル待ちが出て、大人気のセミナーでした。実際に、講義から実技まで、有意義な時間になりました。ここでレポートとしてご報告させて頂きます。

 

テーマ
「腰椎疾患の理学療法を考える~胸郭・腰椎・骨盤帯の評価を中心に~」

講師
城内 若菜 先生
理学療法士
成尾整形外科病院

 

本セミナーは募集段階から、2日で定員満了となりました。腰椎疾患に対して試行錯誤されていらっしゃる先生が多いこと、Dianne Lee 先生のコースアシスタントを務める城内先生の国際的な知識と技術に基づいた臨床講演への期待が高いことが伺われました。

 

まず、印象的だったのは城内先生の大きな大きな寛大さと謙虚さです。その中でも軸がしっかりされており、本当に人柄から惹きつけて頂ける先生です。

 

講演では、「理学療法が適応か?」を念頭に置きながら、リスクヘッジをしっかり評価され、理学療法を提供している指標をご紹介くださりました。対象者が何を必要とされているか、時期に応じた適切な対応を心掛けている部分をお話し頂き、急性期、もしくは疾患特性への知識と理解の必要性を改めて感じました。

 

痛みを体制局所性、体制関連性、神経障害性に分け、しっかり評価していくところは、やはり知識の多さと、臨床の深さを感じることができました。

評価、検査の中で陽性・陰性をみるだけではなく、その所見が示唆する意味を理解し、評価の意味をしっかり持ったうえで、所見を解釈していく。積み上げ方は受講者の背中をシュッと伸ばして頂けました。

 

実技はやはり会場がさらに熱を帯び、仙腸関節、胸郭を中心に丁寧な指導の下、動きを評価することの繊細性と重要性を学びました。

 

 

城内先生の温かさと、知識・技術の深さでとても充実した研修となりました。受講生からの絶賛の声も多く、また沖縄でお願いしたいと思います。城内先生、受講者の先生方、ありがとうございました。

 

 

石井慎一郎・美和子先生ご夫妻も応援に駆けつけて頂きました。ありがとうございます。

 

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